学校紹介

ご挨拶

富山高等学校長 佐野 友昭
学校長校長 佐野 友昭Tomoaki Sano

本県高校教育のパイオニアとして

本校は、明治18年(1885年)に、富山県で初めて中等教育を担った学校です。創立当初は、英語で英語を教えることはもとより、数学や世界史、世界地理までも英語で学習する先進的な学校でした。また、県内に手本はなく、文字通り本県のパイオニアとして、教育の原点を見つめながら歩んできました。

130有余年の長い歴史は、一年一年が、生徒に誠実に向き合い、課題解決のため新しい取り組みを積み重ねた年月と言えます。

この間、富山県中学校から富山中学校、終戦を経て(新制)富山高等学校となり、占領政策から富山南部高等学校に改称、そして、昭和28年に生徒・同窓生らの念願の「富山高等学校」に復しました。

戦後、男女同権の見地からいちはやく男女混合名簿を採用するなど、本校の特徴は、教育の先進性にあります。全国初となる理数科の設置、本県初のSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)実施、高校1・2年生が世界の高校生と交流するアメリカ研修の実施など、常に最先端の教育活動に取り組み、成果をあげてきました。

時代は移り変わっても、130年経っても、創校の志Basis of foundation that学びたきもの集うManabitaki-mono Tsudou (*The people who are ambitious to learn gather here)」とパイオニア精神は今も健在です。

文武両道、学習と諸活動に取り組み人間的な成長を

学習とともに、体育大会、文化活動発表会などの学校行事や部活動で、生徒は充実した活動を行っています。部活動加入率は約9割で、体育系18部、文化系13部など多彩な部活動が活発に行われています。

学習と諸活動の両方で、充実した高校生生活を送ることで、人生の宝である友情をはぐくみ、人間的な成長を図っています。

創校130周年130th Foundation Anniversaryを期にいっそうの飛躍をめざす

本校は、平成27年度に創校130周年,130th Foundation Anniversaryを迎えました。先人の遺業や生き方を新しい時代に引き継ぐとともに、慎重敢為Shincho-kaniの校訓のもと、時代に対応したよりよい学校づくりをめざしています。その中で、生徒は、力を尽くして狭き門より入れEnter through the narrow gate with all your strength.を合言葉に学習に励み、それぞれの目標に向かって果敢に挑戦しています。

今後とも、保護者の皆さま、同窓生をはじめ本校に関わる多くの皆さまのご理解、ご協力を得て、職員全員と、よりよい学校づくりに取り組んでいきたいと考えます。

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